国指定重要無形民俗文化財
壱岐神楽

「壱岐神楽」は、約700年の古い伝統と歴史をもつ神事芸能で、国指定重要無形文化財に指定されています。壱岐の神社に奉職する神職にしか舞う事や音楽を演奏することが許されないきわめて神聖なもの。譜面等はなく口頭でのみ伝承され続け、たたみ2畳の上で舞われます。秋から冬にかけて、島内の各神社では毎日のように神楽が奉納されます。

大大神楽

約6時間に及ぶ大大神楽が、8月と12月の年2回のみ奏されます。

● 8月第一土曜日 筒城浜ふれあい広場/18:00

海水浴場・筒城浜近くの「ふれあい広場」で、毎年開催されます。ステージに登った観光客や漁師さん達に大きな網をかぶせるといった、島ならではの海上安全・大漁を祈る神楽もあります。

● 12月20日  住吉神社/14:00~

冷えわたる空気の中、夜には慶大が緑色にライトアップされ神秘的な空気に包まれます。

主な演目

壱岐神楽には三十三(番外を含むと三十五)の演目があり神職によって演じられます。

[ 八咫烏 ]やたがらす

神武天皇が東証の時、道案内として
天照皇大神のお告げで飛来した健角身命の御功績を讃える神楽です。

[ 猿田彦 ]さるたひこ

天孫降臨の際天八衛の神業を演じ猿田彦の大神の御神徳を讃える神楽です。

[ 折敷 ]おしき

神の御照覧を祈る神楽です。

[ 神相撲 ]かみずもう

国技・相撲の技を神前に演じ御照覧頂き、
心身の強健息災を祈る神楽です。

お問い合わせ

【国指定重要無形民俗文化財】
壱岐神楽保存会 壱岐市芦辺町住吉東触470-1
TEL:0920-45-3002

神楽面

神楽面を用いる舞は、神の出現を表す。神楽面は古来、八咫烏舞、猿田彦舞、宇豆女舞に用いられました。近年、豊年舞が加わり、四つの舞で神楽面を見ることができます。

  • 猿田彦さるたひこ

    神々が地上に降りてきた際の道案内をした神様です。迫力のある力強い神の面相をしています。

  • 八咫烏やたがらす

    神武天皇の道案内をすべく現れた大きな3本足の烏です。鋭い眼光と嘴に、凄みを感じます。

  • 宇豆女うずめ

    猿田彦神を迎えた女神です。端正な顔立ちに涼しげな目元、穏やかな優しい面相です。

  • 阿知女あぢめ

    ふっくらとした顔立ちに、親しみやすい可愛らしさも感じる面相です。

  • おきな

    「豊年舞」で用いられる翁面は、豊かな神の恵みを奉謝する喜びに満ちた明るい面相です。