神々の島 壱岐の初日の出をねらえ！

壱岐は九州北部の玄界灘に面し、福岡県と対馬、朝鮮半島の中間地点に位置する島です。
博多港（福岡）から高速船で約１時間、長崎空港から飛行機で約３０分と、離島のわりにアクセスしやすいのが特徴！

周囲が１９１kmで、南北に１７km、東西に１５kmほど。島一周は車で2時間程度！
どこに行くにも最大でかかる時間は車で３０分程度と、島内での移動もラクラクです♪

そんな壱岐では、元旦起きてすぐ、ちょいと行けばすばらしい絶景を見ることができるとか…？！
今回は「神々の島 壱岐」で見られる朝日スポットを紹介します。
壱岐島で美しい朝日を拝み、すばらしい２０２５年の幕開けにしてください！

★＝２０２５年元旦に特にキレイに日の出が見られる場所
 

壱岐には神社庁登録だけでも１５０社、小さな祠もあわせると１０００近くの数があります。
日本最古の歴史書『古事記』に登場する国生み神話によると、伊邪那岐（イザナギ）と伊邪那美（イザナミ）の夫婦神によって作られた８つの島のうち、５番目に生まれたのが「伊伎嶋（壱岐島）」。
『古事記』では、壱岐は「天比登都柱（アメノヒトツバシラ）」とも呼ばれ、天地を結ぶ交通路としての役割を担うなど、古来より神々とのゆかりが深い場所として語られてきました。
まさに壱岐島は、神々の息吹を身近に感じることができる場所なのです。

★小島神社
普段は海に浮かぶ島にある小島神社。干潮時の前後、数時間だけ海から参道が現れて歩いて参拝することができます。
太陽と月の引力によって神様に会える神秘のパワースポットで、「壱岐のモンサンミッシェル」と呼ばれることも。自然が創り出す神秘的な砂浜の参道写真が撮影できる場所としてたくさんの観光客が訪れています。
ここで朝日を見ることができれば、ご利益あること間違いなし！

寄八幡神社の海中鳥居
約60名の海女がいる八幡（やはた）集落にある神社。海中にある朱い鳥居では、海から地元の海女や漁師たちが漁の前に安全を祈ります。
 

★龍蛇神社
芦辺港の北部「竜神崎」と呼ばれる場所にある神社。１８９５年（明治２８年）に出雲神社より龍蛇神（りゅうじゃじん）を迎えて祀られたと言われています。海を見下ろす絶景に立っており、パワースポットとしても注目されています。
「龍蛇神」は海蛇の神様で、“龍”は火難除け・水難除け、“蛇”は土地の災難除けのご利益があるとされ、最強パワーとも言われます。
２０２５年の干支は巳！朝日とともに、ぜひご参拝ください。
 

壱岐島にはたくさんのキレイなビーチがあります。
その中で、島の東部にあり朝日の見えるスポットを紹介します。

★大浜・錦浜
夏の大浜海水浴場は、家族連れに人気のビーチ！自然に囲まれ、落ち着いた雰囲気のあるスポットです。
隣接する錦浜は、恋人の聖地として認定されており、写真映えするモニュメントがあります。
冬は空気が澄んでおり、天気が良ければ満天の星空が包み込んでくれるかも！。
２０２５年の元旦は、なんの障害物もなく、水平線から出てくる朝日を拝むことができますよ。
 

乙島の浜

壱岐空港の滑走路に沿って伸びる大浜海水浴場から、南へ遊歩道を歩いていった先にある「乙島の浜」。
両側から波が押し寄せる美しい浜で、美しい朝日を見ることができます。

清石浜
芦辺町随一のビーチである清石浜（くよしはま）は、約500mの美しい砂浜が続いています。タイミングが合えば、ウミネコやカモメの大軍の飛来に出会えるかも。
 

天ヶ原ビーチ
「壱岐の土台石」や「コーゴ岬」があり、圧巻のパノラマビューとともに日の出を楽しめます。近くにはイルカパーク＆リゾートがあるので、運が良ければイルカを見ることができるかも？！
 

★左京鼻

★原の辻遺跡
『魏志』倭人伝（ぎしわじんでん）に記された「一支国（いきこく）」の王都に特定された遺跡。紀元前２～３世紀から紀元３～４世紀（弥生時代～古墳時代初め）にかけて形成された大規模な多重環濠集落で、東西、南北共に約１ｋｍ四方に広がっています。
この「原の辻遺跡」は、いつでも自由に入場できます。歴史あるこの土地で、日の出を拝んでみませんか？
※電灯がないため、懐中電灯などをご持参ください。
 

朝日と同じくらいおすすめなのが、原の辻遺跡での朝霧！
幻想的な雰囲気で、まだ夢の中にいるかのような感覚になります。