地元ライター発信!壱岐旅ブログ
勝本朝市、3000円でどれだけ買えるかチャレンジ!!
勝本朝市は江戸時代から始まり、海産物と農産物を物々交換したことが起源だとされています。現在も地元のおばちゃんたちが品物を販売し、地元のおばちゃんたちや観光客が買い物しています。わいわいと会話をしながら買い物をする雰囲気がどこか懐かしいような、あったかい気分になります。
安くてうまいものがいっぱいの勝本朝市で3000円でどれだけ買えるかチャレンジしてみました!!
掲載日:2023年04月14日
ライター:壱岐旅編集部
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少し早起きして勝本へ
島の北部に位置する勝本浦では、毎朝8時すぎから11時半ごろまでアーケード内や路面で海産加工品や野菜などが売られているのが、「勝本朝市」です。
地元のお母さん方が自慢の商品を店頭に並べており、お土産を買いに来た観光客や地元の買い物客が利用しています。
「手作りの島の特産がいいっぺえあいけん、うまかけんこうち」となかなか解読が難しい壱州弁(いしゅうべん)の看板がお出迎えしてくれます。
まずは干物
壱岐の旅館や民宿に泊まると、朝ごはんに必ずと言ってよいほど出てくるのがアジの干物です。都会の方が想像する干物の2倍ほどの大きさに、まず驚かれることでしょう。身はふっくらとしていて、程よく脂が乗っています。口に入れるとアジの味が広がり、ご飯が進みます。
大きなアジの干物が2枚入ったものを3袋で1,000円、安い~。
朝市では勝本のおばちゃんが自家製のたれに付けて干した、ここでしか買えない干物が並んでいます。アジはもちろん、カマスや鯛まで、いろんな魚が揃います。あまい風味でゴマがかかったみりん干しや潮の香りが感じられる塩干しがあるので、お好みでお選びください。
農家さんの朝採れ野菜
勝本浦は漁師町なのでお野菜はないのでは?と思われるかもしれませんが、ノノンノン♪
少し入れば田んぼや畑が広がっていて、農家さんもたくさんいらっしゃいます。
路上に敷物を敷いて、日傘をさして、座っているおばちゃんたちが売る野菜、それだけですでに美味しそうな感じがします。おばちゃんたちが愛情をこめて作った野菜をおすそ分けしてもらっているような気持ちになります。これぞまさに顔が分かる生産者!
取材したのは10月初旬、白菜やさつまいも、玉ねぎ、柿、キウイなど旬のお野菜や果物が並びます。なんと、ほとんどが1袋100円!!
3000円でどれだけ買えたか、戦利品紹介
両手にビニール袋を下げて、たくさん買えた満足感でいっぱい!果たして気になるお値段は!?2,800円~!!バンザーイ!!
・アジの干物(3袋)1,000円
2枚ずつ入って合計6枚。冷凍保存もできます。
・鯛の干物 500円
フライパンが小さく感じるほど大きな鯛。家族5人でつついて平らげました。晩御飯のメインのおかずでした。
・フシ 700円
真空パックに入っており、開けると鰹節の香りがします。燻製の香りがカツオにしみ込んで美味しい。鰹節を食べているようで、鰹節でないベンベン♪
大根おろしとあわせてご飯にのっけても、焼酎のあてに少しずつ食べても◎
・白ねぎ 100円
翌朝の味噌汁に放り込みました。
・シロナ 100円
お鍋に放り込みました。
・おくら 100円
オリーブオイルで炒めました。
・蒸した焼き芋 100円
こどものおやつになりました。
・キウイ 200円
柔らかくなるまで1週間ほど待って、朝のフルーツにしました。
下條くだもの店のジャム
さてさて、勝本に来たら忘れてはいけないのが下條くだもの店のジャムです。
朝市の通りでも、オレンジ色のビニール屋根がひときわ下條くだもの店。
壱岐産のフルーツやお野菜が店頭に並び、壁面の棚にはいろとりどりのジャムが並びます。自家製ジャムは壱岐産の果物を使ったものから、島外のブランドフルーツを使ったものまで様々。りんご、パイン、キウイなどなどのフルーツジャムは朝食の食パンのお供にピッタリです。
地元のコンビニが壱岐牛の名店だった件。
中でも地元のコンビニ的なお店「土肥増商店」に立ち寄りました。
店内には調味料や加工品、お弁当やパンなどがある商店です。
店の奥には肉売り場があり、壱岐牛を始め、壱岐味鶏(いきみどり)など壱岐ならではの商品が並んでいます。
壱岐牛を一頭買いしているからこその価格と、壱岐牛を知り尽くした地元の肉屋だからこその品質で、島の人からも絶大な信頼を得ているお肉屋さんなのです。
またサーロインやヒレなどのステーキ用、薄切りすき焼き用、カルビやロースなどの焼き肉用などの壱岐牛を販売しており、
店頭で宅配も対応しています。
勝本で壱岐のグルメを持ち帰り
勝本朝市では海産物や農産物などを地元のお母さんがらGET!
商店街ではお土産ジャムやお肉をGET!
さすが自給自足の島、何でも揃っちゃいます。
お土産屋さんのお土産も良いですが、島の人が普通に買っているものをお土産にするのも良いですね。
お店の人や買いに来ている地元の人との触れ合いも〇!!