地元ライター発信!壱岐旅ブログ
海からすぐ!壱岐のガーデンカフェ『Island Kiss Innocent Garden Cafe』
石田町に週末限定のハーブガーデンカフェが2024年8月にオープンしました。
Instagramなどから得た情報では、
オーナーさんは大手企業に携わるデザインコンサルタントであり、書籍の出版や講演など幅広く活動をされていること。
以前私のブログで、パッケージに惹かれて購入したと紹介した『メイリ・キッチン』"壱岐の海ごはん"のデザインをされていること。
投稿されている写真やロゴがとても綺麗なこと。
夏のハーブやスイーツの美味しそうなコメントと写真が沢山!
など。壱岐の新しいスポットに出会えそうな予感。
と言うことで行ってみることにしました。
掲載日:2025年01月21日
ライター:Yoshiko
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錦浜から徒歩6分のガーデンカフェへ
家族を誘って行ったのは、1月の小雪がちらつくどんよりとした曇り空の日。
Instagramには[雨天休業]と書かれていますが、ハイライトにある「営業日のご案内」をチェックしてカフェに向かいました。
カフェは錦浜海水浴場から徒歩6分のところにあります。
付近に到着すると幟が見えてきて看板に「OPEN」の文字が確認できました。
駐車場はありませんが公道には車が3台くらい停められそうな駐車スペースが2ヶ所あります。
小道から中に入っていくと、オープンスペースが広がり、テーブル席が5つほど用意されています。
奥のテントにはオーナーさんとバイトさんらしき姿がありました。
壱岐産の食材がふんだんなメニュー
メニューを見ると、甘いものからチキンのトーストなど甘くないものも揃っています。
印象的だったのは壱岐産の材料がふんだんに使われていることです。
今回注文したのは、
『甘酒フレンチトーストとハーブティー』
カシューミルクアイス(ヴィーガン)・ハーブ・蜂蜜・塩添え
『壱岐島スイーツの和パフェ』
かすまき入り
『おぜんざいS』
小さく切られたお餅入り
『ハンドドリップコーヒー』
コーヒー豆は壱岐の「イチノ珈琲』さんの豆と、オーナーが買い付けてきた豆を選ばせてくれました。
甘酒フレンチトーストのパンは同じ石田町パン屋『chado』さんから。甘酒も蜂蜜も塩も壱岐産です。
ハーブはもちろんここのガーデンで採れたものですし、柚子も壱岐産。
パフェには壱岐銘菓の"かすまき"が入っています。
昨夏には壱岐銘菓"松葉"をスイーツに添えて、好評だったとのこと。
チキントーストは石田町のパン屋『はるかぜ』さんのパンです。
壱岐の様々な素材・食材が一度に味わえます。
甘酒フレンチトーストに蜂蜜はもちろんですが塩がとっても合いました。
またハーブは毎回ガーデンで朝摘みしたものを使っているそうですが、食品ロスを無くすため、その日に使いきれなかったものは全て乾燥ハーブとして使い切っているそうです。
※『chado』、『はるかぜ』で購入したパンは、カフェのドリンクやスイーツを注文した方であれば持ち込んで食べることができます。
テイクアウトも可能。
アルコールもあり、夏にミントのモヒートも美味しそう。
ガーデンのこと
飲食を終えて満足したところで、オーナーの宇治さんがガーデンの説明をしてくださいました。
この土地を購入したときは、ここは放置空き家で周辺はイバラとカズラに覆われていたそうです。
森林組合さんに薮を切り開いてもらって芝を植えるところから、たくさんの方に協力していただいたとのこと。
それからさまざまな種類のハーブや花を種から育てたり苗から育てたりしてみると、壱岐の土壌がいいお陰なのかハーブたちは使いきれないほどに育つそうです。
どんどん育つので、訪れた方々にハーブティーを振る舞うようになったそう。
そのうち仲間からの「カフェにしたらどう?」という提案があり、ここにカフェを開くことにしたとのことです。
さらに宇治さんは本業のデザインコンサルタントをしながら、壱岐で船舶免許を取得したり、ダイビングや釣りなども体験。
アクティブに壱岐を満喫されていることも魅力に感じます。
ここには宇治さんの行動力と豊富な知識によって、地元の方も一緒に寛げる素敵な空間ができていました。
今後はさらに建物のリノベーションも進むそうで、ますます素敵な空間になっていきそうです。
ベストシーズンはこれからの春〜夏〜秋
これから春・夏・秋とガーデンカフェで過ごすにはぴったりな季節がやってきます。
夏の暑い日でもここなら涼しく過ごせそう。
テイクアウトして海遊びのお供にもおすすめです。
壱岐に来られた際には、どんどん進化していく壱岐のガーデンカフェ【Island Kiss Innocent Garden Cafe】にぜひ訪れてみてください。
お店のInstagramではカフェの魅力を見ることができます。