地元ライター発信!壱岐旅ブログ

成長真っ盛りのこどもたちに壱岐で本物の経験を!

  • この日お気に入りの一場面。広い体育館の真ん中で二人だけの世界。

    この日お気に入りの一場面。広い体育館の真ん中で二人だけの世界。

うちには小学生のこどもが二人います。

心も体も成長期のこどもたち。

 

経験するたびに、たくさん吸収して成長しているのを目の当たりにします。

 

この時期だからこそ「いろんな経験をさせてあげたい」
 

その反面、遊びの内容が親の趣味に偏りがちになることが気がかりになっていました。

 

そんなころに、ある"遊び場"を知ることができました。

〜こどもの島旅計画〜「お子さんだけをお預かりして一緒に思いっきり遊びます」

先日「こどもの島旅計画」という団体のイベントに参加してきました。

「こどもの島旅計画」は、壱岐で野外活動を中心に遊び場作りをしている団体です。

そこでの体験プランは、こどもだけが参加して"ガイドの方"と一緒に遊ぶというもの。


この体験プランの内容は、こどもの「やりたい!」という気持ちを尊重して一緒に当日のスケジュールを決めます。


主体性を大切にしているので、手を差し伸べるのは必要なときだけ。
同じ目線に立って一緒に遊んでもらえるのだそう。

 

ガイドの方は、遊びを通したこどもとの関わり方について学ばれている方々で、専門の資格を持った方や子育て中のママたちです。

 

〜Instagramでの紹介で特に印象深かった文章〜

子ども時代に思いっきり遊んだ記憶は、大人になっても自分の柱となり、原点になり、財産になります。遊ぶことは生きること、生きる力を育むこと。

 

 

今回私たちが行ってきたのは、この団体の活動の一環で開かれる"プレーパーク"。

島内の方はもちろん、島外からの方も歓迎のイベントです。

 

その日は一月の寒い雨の日で、家の中で過ごすパターンの我が家。

そんな日に、期待をはるかに超える体験ができました。

おとなも一緒に楽しめる"プレーパーク"レビュー

いつもお決まりの行動範囲で人見知りな私は、初めての場所にドキドキしながら向かいました。

 

雨なので体育館での開催です。

中に入るとさまざまな遊び道具があちこちに置かれています。

 

初めてで戸惑っていたこどもたちも、入り口で迎えてくれたスタッフの皆さんの暖かさに助けられた様子。
 

受け付けを終えると戸惑うことなく走り出しました。

その姿に、私も一安心。

 

風船、積み木、絵の具、ダンボール、ドミノ、凧、ラケット、いろんなボールなどなど。
体育館でこたつは個人的に面白かったです。
 

「どれでも好きなように遊んでいいよー!」
 

もうそれだけでワクワクです。
 

「雨が降っていても、『外で遊びたい!』という子がいたらできるだけの対策をして一緒に遊びに行きますよ」と「やりたい」を受け入れてくれます。

"やりたい!"から始めると、すべてが"遊び"に

外の軒下では鍋が並べられて「野菜、切るひとー」の声。豚汁作りが始まっていました。


その日の朝に採ってきたばかりの新鮮な野菜を使って、みんなで作ります。

 

〜印象に残った小さな(私にとっては大きな)エピソード〜
 

娘たちがネギをハサミで切っていていたときのこと。
 

全部切り終える前に「もう終わっていいかな…」と途中でやめたい一言を漏らしました。
 

「まだ途中だよ?あとちょっとなんだから切ってしまおうよ」と思う私。
 

でも、そこでスタッフの方がすかさず「したいところまででいいよー。そこまでしてくれて、ありがとうねー!」と声を掛けてくれました。
 

気持ちを受け入れてもらえて安心した娘達。結局、最後まで切り終えました。

 

「寄り添ってもらえている」
その眼差しの元で、こどものやる気が変わった瞬間を目の当たりにしました。

感じたこと

ルールや制約の中での活動が多い日々ですが、時には本人の意思を尊重するコミュニケーションの大切さを感じました。
 

"自由にやりたい"ができる空間。

 

だけど誰も身勝手にはならず、自然と協力し合う姿も印象的でした。

 

失敗してもみんな笑い飛ばしてくれて、おもしろハプニングになります。


ここでのルールは自分次第。
 

それに、スタッフのみなさんがとにかく温かくてパワフル。

プレーパークの空間はそのぬくもりが溢れていました。


【カメラスタッフゆうさんから提供いただいた写真】

どれも素敵な瞬間。
こどもたちの表情から、大人の私たちも受け取るものがありました。

壱岐にもあった。「生きる力を育む場」

「遊びたい!やりたい!」の気持ちと真剣に向き合ってくれる

 

「こどもの島旅計画」

 

親の目から離れたところで思いっきり遊ぶ時間や、ガイドさんならではの目線での関わり。
 

遊びによって得ることのできる、生きる力。


ぜひみなさんも体験して感じてみてください。

きっと、壱岐ならではのこどもの成長を見ることができると思います。

 

運営母体の「たちまち」は、芦辺浦地区のふれあいの場を提供する活動を、

「イエマチ」は芦辺浦の空き家改修や移住促進を行っています。



※写真は許可をいただいて掲載しています。

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