地元ライター発信!壱岐旅ブログ
壱岐の新しい憩いの場 未来に広がり続ける〜睦モクヨンビル〜の魅力を紹介
この記事はモクヨンビルのカフェで書いています。
時間を感じさせない居心地。
私の中では星5つです。
壱岐に「日本初の木造ビルができた」と話題になった"睦モクヨンビル"
今回の訪問では、これからのモクヨンビルについてのお話を聞くことができました。
そこで驚きと期待を持つことになり、
知れば知るほどモクヨンビルの魅力と、これからもっと素敵でワクワクする場所になる未来が見えました。
「もっと多くの人に知ってもらわないともったいない」という気持ちに。
ということで今回は"睦モクヨンビル"を紹介したいと思います。
掲載日:2024年02月20日
ライター:Yoshiko
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木の温もりを感じる場所
「CO2削減効率の高い日本初の無垢製材ビル」
「脱炭素社会に資する木造建築」
などと注目され、
多くのメディアにも取り上げられました。
実際に来られた方々の声も広がり、モクヨンビルの心地よさはSNSでもたびたび目にします。
「特にゆっくりとできるのは午前中から正午あたり」という情報を耳にしたので、私たちもその時間帯に行ってみることにしました。
"大きな木の建物"といえば私が想像したのは寒ーい小学校の校舎や、ログハウスみたいな感じ。
ですが、モクヨンビルは違います。
その外観から私のイメージを変えてくれました。
中に入るとなんとも言えない温かみ。"木の温もり"とはこのことです。
それに、たんだか不思議と遠いところに来たかのように感じます。
優しくてかっこいい。
まだ行ったことがない方には「ぜひ感じてみてほしい」とおすすめしたくなります。
開放感とこだわりを実感する空間
余計な壁がなく、木材がそのまま見えるデザインです。
そのため、見上げると「こんなにもたくさんの木が使われているのか」と見渡す限りの木の数に驚きます。
1階はカフェスペース
2階は民泊施設
3階はコワーキングスペース
4階はワーケーション施設
となっています。
Wi-Fi環境も整っていて、ビデオ会議でもストレスなく利用されているそうです。
宿泊者からは「木の香りでぐっすりできた」「都会にはないゆっくり空間に癒された」と言われるそうで、ここならではの時間を体感されているようです。
照明・飾り・植物など見えるもの全てが洗練されていて、この空間を素敵にしてくれています。
カフェのみの利用のときでも店員さんに声を掛ければ、2〜4階の見学もできるそうです。
1階の"D.D cafe"
実は訪問した最初の目的は、D.D cafeのドーナツ。
「週末限定で"マラサダドーナツ"があるらしい」と知ったこどもたち。
「大好きなアニメに登場するあのドーナツが食べられる!」と楽しみにしていました。
ドーナツもドリンクもどれもがかわいくて美味しそう。
優柔不断な私を優しく見守ってくれる店員さんにも癒されます。
どんぐりドーナツもサクサクほっこりしていて優しいお味。
お土産にもおすすめです。
ホットサンドとカレーも注文。
カレーは壱岐牛のすじ肉が大きくてトロトロ。息子も「ほっぺが落ちた」と大絶賛していました。
空間に癒されて、美味しい食事にも満たされて、みんな自然と笑顔になりました。
変わり続けるモクヨンビル
モクヨンビルの周辺は自然が豊かでこどもが遊ぶスペースもあります。
どんぐり拾いしたり、夏にはカブトムシも集まるそう。
オーナーの松本さんに、これからのモクヨンビルについてのお話しを伺うことができました。
素人の私にも丁寧に説明していただき、
モクヨンビルの未来への強い眼差しと想いがとても印象的でした。
以下はその一部です。
⚫︎モクヨンビルとしては、カフェ・宿泊・コワーキングの機能をさらに充実させて情報発信を加速する。
モクヨンビルを拠点とする、壱岐初のエリアブランド「梅坂ふろしき」として。
⚫︎自然豊かな周辺環境を活かした「森のアスレチックス」を5年計画で少しずつ充実させる。
⚫︎令和6年に、子供たちの木育と遊びの場として「ひのきろけっと」ワークショップを数回開催する。
⚫︎温泉コミュニティに様々なアクティビティを融合させた「地方創生モデル」を発信する。これは10年計画ぐらい。
具体的には、子どもの自由な学びと遊びの場所づくりプロジェクトのスタートがひとつ、
もう一つは、総合型スポーツクラブの拠点として、北欧の生涯スポーツを全島民が楽しめる競技場や滞在型施設を整備していきます。
⚫︎様々な体験型プログラムを充実させていきます。
オーガニック農業体験、フルール狩り体験、夜の森の昆虫とり体験、木工製作体験、水彩絵手紙づくり体験、総合型スポーツクラブと連動したスポーツ体験など。
モクヨンビルを中心に、
温泉、お食事、スポーツ、自然とふれあい、学び、遊ぶ。
壱岐のみんなの憩いの場となる未来を見せていただきました。
それでいて地球の環境を守る一つのモデルともなる"睦モクヨンビル"
地域活性のため直向きに活動されている松本さんの姿に、私も応援したくなりました。
みなさんもぜひ足を運んでみてください。