地元ライター発信!壱岐旅ブログ
壱岐のお土産〜私の新定番〜
壱岐島は食料が豊富なことでも知られている島で、特産物もたくさんあります。
壱岐に移住してから、親戚や知り合いに壱岐のものを贈った回数は数十回となりました。
それは壱岐の「美味しい」を共有したくなるから。離れていても壱岐のよさを感じてもらえるからです。
我が家には壱岐の豊かな海のおかげでますます釣り好きになったパパがいるので、魚は釣ったものを送ります。
そんな私がお店で買って贈る、おすすめ商品を紹介します。
掲載日:2024年05月28日
ライター:Yoshiko
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今までに贈った壱岐のもの
冒頭にも書いたように、壱岐は食の宝庫。
お米、野菜、卵、牛乳、調味料まで普段の食材が島内のもので足ります。
島内では小さな商店にも壱岐の食材を使ったお土産が並んでいるのを見かけます。
これまでに贈ったものは、
かすまきをはじめとした焼き菓子、壱岐焼酎、壱岐牛、壱岐牛ハンバーグ、壱岐特産カレー、ウニや魚の干物などの海産物、壱岐の海水で作られた塩など。
贈り先からの感想は正直言うと、どれも喜ばれています。
壱岐の食べ物のおいしさを共有できて嬉しい。
母も、壱岐の塩を初めて食べたとき「この塩でお肉を食べたら美味い!」と気に入って、自宅用にも買っているほどです。
商品は送りやすいように包んでもらえますし、
壱岐牛などパックのものも、贈り物として包んでもらうことができます。
私の定番入りになった壱岐土産
その中でも、贈って嬉しいお土産を見つけました。
『メイリ・キッチン』さんの商品です。
はじめに手に取ったきっかけはパッケージ。
お土産コーナーを見渡すと、カラフルな商品が並ぶ中にシンプルで好みのデザインが一際目を引きました。
中身の見える窓が商品選びを助けてくれます。それに原材料のシンプルさには安心感を覚えました。
食べてみると味も好評です。
ほっとする優しいお味。
メイリさんの他の商品も気になってきた私は、芦辺町にある直売所に行ってみることにしました。
メイリ・キッチンへ
お店の近くには、女性の海女さんが50人近く住んでいる八幡集落があります。
メイリキッチンの製品に使われている雲丹は、海女さんたちが獲ってきた壱岐産100%の雲丹とのこと。
壱岐の海女さんや漁師さんが採った海の幸が製品になっています。
商品は全て手作り。
保存料や香料は使わずに身体にも優しくて安心します。
材料の調達からパッケージまで一つ一つを二階にある加工場で手作業で製造されているとのことです。
並んだ商品を間近で見て「これが全部手作りですか?!」と驚きました。
「他のお客さんにもよく同じように驚かれるんです」とのこと。
しっかり真空パックされていて消毒もするから、手作りでも賞味期限が長いそうです。
お土産の渡し易さも選ぶときのポイントになります。
説明を聞いていて感じたのは、作る人・買う人・貰う人の気持ちに寄り添った商品作り。
パッケージの窓にもあったような小さな配慮は、材料からお届けまでにもありました。
メイリキッチンの商品は島外の方へのお土産が人気ですが、そんな中で、
「こちらは地元の方にとても人気なんですよ」と教えてもらったのが"おまぜの具"
炊いたご飯にこの具を混ぜるだけで"混ぜご飯"ができます。
"混ぜご飯"とは炊き込みご飯に似た料理です。
白いご飯に味付けした具を混ぜて食べる、壱岐の家庭料理です。
壱岐の方がよく使うお醤油が使われているそうで、馴染みのある味になって根強い人気だそう。
一度で大量に買っていかれる方もいるんだとか。
そう聞くと「どんな味なんだろう」と食べてみたくなります。
贈り物の背景を知ることでお土産話が加わって、渡すのも楽しみになります。
メイリキッチンの商品は、
アグリプラザ、マリンパル壱岐、お土産横丁shikiorioriなどの島内のお土産コーナーで買うことができます。
郷土菓子"のべだご"の新しい食べ方
そして今回は新商品の【のべだごMONAKA】を家族にも購入して食べてみました。
"のべだご"はあんこと、小麦粉で作る手延べだんごを和えた壱岐の昔ながらのおやつ。
猿岩のイラストでよく知られていてスーパーでも見かけます。
サクサクの鯛の形の最中に挟んでいただきます。
甘さ控えめなのでいくらでも食べられそう。
まだまだ新しい発見がある壱岐
壱岐の食べ物の美味しさには毎回驚きます。
そして一つ一つの背景を知ってから食べることでさらに美味しさが増しました。
皆さんもぜひ壱岐でのお土産選びの際は、作り手さんのお話を直接聞いてみてはいかがでしょうか。
壱岐のお土産は製造しているところにお店があることが多いです。
それに壱岐の方とお話しする時間は、なんともいえない壱岐島のよさを実感します。