【1泊2日】歴史散策コース

【1泊2日】歴史散策コース-1
古来より日本と大陸の交流拠点であった壱岐の島には、歴史を感じる古墳や史跡がいっぱい!
代表的な歴史スポットを巡るコースです。
  • 所要時間:1泊2日
  • 主な交通手段:車

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【1日目】郷ノ浦港

レンタカーの手配もこちらで
【1日目】郷ノ浦港-1

車で約25分

【1日目】一支国博物館

壱岐島の歴史をたのしく学べる博物館
【1日目】一支国博物館-1
壱岐島は、弥生時代に「一支国(いきこく)」と呼ばれ、中国の歴史書『魏志』倭人伝にも登場する重要なクニでした。海を介して交流・交易をおこない、外交の先進都市であった「一支国」の拠点として栄えたのが、国指定特別史跡 原の辻(はるのつじ)遺跡です。現在は、弥生の原風景を残す公園として整備され、17棟の復元建物を間近に見学することができます。
壱岐市立一支国博物館は、原の辻遺跡を一望できる小高い丘に建ちます。緩やかな曲線を描いた屋根は全面緑化され、周辺の山並みにも溶け込んでいます。その斬新な外観をカメラにおさめる人が後を絶ちません。
常設展示室では、原の辻遺跡をはじめ、島内に点在する遺跡や古墳から出土した貴重な実物資料を約2000点展示し、一部の資料は持ち上げて重さを体感することができます。弥生人が作った土器や石器の質感はいかに・・・!あわせて、ダイナミックな映像で弥生時代の交易の様子を紹介したビューシアター、表情豊かな160体のフィギュアが弥生時代の原の辻の暮らしを伝える巨大ジオラマなどをつうじて、壱岐の歴史をたのしく学ぶことができます。
また、館内では、土器の接合パズルや発掘模擬体験などが体験できる「キッズこうこがく研究所」、九州本土の山並みや水平線など癒しの風景が広がる「展望室」、一支国博物館オリジナル限定焼き菓子『人面石クッキー』がイチオシ商品の「ミュージアムショップ」など、時間をかけてゆっくり楽しみたいフリースペースも充実しています。
  • 住所 〒811-5322 長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515-1
    電話番号 0920-45-2731(壱岐市立一支国博物館)
    営業時間 8:45~17:30(最終入館 17:00)
    休業日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)
    ※GWおよび夏休み期間は無休
    ※12月29日~31日 休館
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車で約5分

【1日目】原の辻遺跡王都復元公園

「一支国」の王都に特定された国の特別史跡
【1日目】原の辻遺跡王都復元公園-1
『魏志』倭人伝(ぎしわじんでん)に記された「一支国(いきこく)」の王都に特定された遺跡。紀元前2~3世紀から紀元3~4世紀(弥生時代~古墳時代初め)にかけて形成された大規模な多重環濠集落で、東西、南北ともに約1km四方に広がっています。
発掘調査途中のため、古代史を書き換えるような発見が相次いでいて、3~4世紀頃に作られたと考えられるムンクの絵のような形をした人面石が話題になりました。また、当時「一支国」が交易によって栄えていたことを示す住居跡や日本最古の船着き場の跡が確認されています。
隣接する「原の辻ガイダンス」では土器作り・火起こし・勾玉作りなどの古代技術体験が楽しめ、小学生の自由研究としても最適です。
登呂遺跡(静岡県)、吉野ヶ里遺跡(佐賀県)と同じく“史跡の国宝“といわれる国の特別史跡に指定されています。

「原の辻遺跡」及び「原の辻遺跡出土品」は、日本遺産『国境の島 壱岐・対馬・五島~古代からの架け橋~』の構成要素として認定されています。
  • 住所 〒811-5322 長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触1092-1
    電話番号 0920-45-2065(原の辻ガイダンス)
    営業時間 原の辻遺跡(王都復元公園)は、営業時間外でもご自由に入場いただけます。

    遺跡近くにある「原の辻ガイダンス」の営業時間は以下の通りです。
    令和2年4月1日より 9:00~17:00(入館は16:30まで)
    休業日 原の辻遺跡(王都復元公園)は、休日でもご自由に入場いただけます。

    遺跡近くにある「原の辻ガイダンス」の休日は以下の通りです。
    毎週水曜日、12月29日~1月3日
  • 詳細ページへ

車で約15分

【1日目】掛木古墳

国指定史跡「掛木古墳」
【1日目】掛木古墳-1
6世紀後半~7世紀前半頃に築造された円墳です。現状は南北22.5m、東西18m、高さ7m程度ですが、築造当時は直径30m程の規模であったと想定されています。
石室は、前室・中室・玄室の三室構造両袖式の横穴式石室で玄室には島内唯一のくり抜き式家形石棺がそのまま残っています。

車で約3分

【1日目】双六古墳

国指定史跡 長崎県最大の前方後円墳
【1日目】双六古墳-1
標高100メートルほどの丘陵部に築造された巨大古墳。長崎県最大の前方後円墳で、全長91m、後円部の直径43m、高さ10mの古墳は九州でも有数の規模を誇ります。埋葬施設は全長11mの横穴式石室。壁面にはゴンドラ形の船の線刻画が描かれています。金銅製馬具、二彩陶器、新羅土器、陶質土器など、当時の様子が伺える貴重な品々を数多く発掘!2008年(平成20)には国の重要文化財・考古資料に指定されました。

車で約20分

【1日目】黒崎砲台跡

猿岩近くの戦争遺跡
【1日目】黒崎砲台跡-1
壱岐の人気観光地である猿岩の近くの小高い丘にある東洋一と言われた巨大な「黒崎砲台跡」。

第一次世界大戦後の大正11年にワシントン会議が開催され、その結果、軍縮を目的に米英日の主力艦の所有率は「5:5:3」と決められ、計画中あるいは建造中の艦は直ちにキャンセルあるいは廃棄することになりました。


黒崎砲台の要塞砲には戦艦土佐あるいは赤城の主砲が据えられ、昭和3年から6年の年月をかけて昭和8年に完成。対馬海峡を通過する艦船を攻撃するために設置されたと言われています。
口径41cmのカノン砲2門を備えた砲台で、砲身の長さ18m、弾丸の重さ1t、最大射程距離35kmで、「東洋一」の射程距離と破壊力を誇っていました。
1度も実戦で使用されることなく終戦後に解体されました。現在は跡地のみが残る戦争遺産となっています。

【注意】
平成17年3月20日に発生した「福岡県西方沖地震」の影響により砲台内部の天井や壁にはひび割れが生じ、現在入り口から15mくらいの場所ににバリケードが設置され立ち入り禁止となっていますのでご注意ください。
猿岩そばのお土産店「お猿のかご屋」裏側からのスロープを上がると、砲台跡の大穴は上から見学可能です。
 
実際に訪れて巨大な穴を覗いてみると、その大きさに驚かされます。猿岩そばのお土産店「お猿のかご屋」で当時の写真を見ることができます。

 

徒歩で約2分

【1日目】猿岩

高さ45mの巨大な猿?自然が造った芸術作品
【1日目】猿岩-1
黒崎半島の先端にある壱岐のシンボル猿岩。自然によって造られた奇岩は「そっぽを向いたサル」にそっくり!神話の舞台にもなっていて壱岐島が流れてしまわれないよう神様が建てた「八本柱」の一つと言われています。
高さ45mの巨大な猿のユニークな形はもちろん、岩越に見える美しい夕陽の絶景も注目。インスタ映えする写真が撮影できると観光客に大人気です。また、猿岩を海から見ることができるクルーズもあります。陸と海、両方の景観を楽しむのもおすすめです。また島の西側にあるので夕陽スポットとしてもおすすめ!
近くにはお土産店「お猿のかご屋」があり、Tシャツ、オリジナル商品、海産物などの特産品、お土産を買うことができます。

車で約10分

【1日目】宿泊(湯本温泉)

海に浮かぶ美しい島々の風景を眺めながら温泉三昧!
【1日目】宿泊(湯本温泉)-1

壱岐島北西岸の入り江に湧き出る温泉郷。そこからは夕陽に浮かぶ美しい島々の風景を眺めながら温泉が楽しめます。源泉の数も多く13ヶ所。国民宿舎から旅館、湯治温泉など、14軒の多彩な温泉施設が揃っています。歴史は古く、約神功皇后が三韓出兵の帰路に立ち寄った際に温泉を発見したと伝えられています。応神天皇の産湯に使われたという伝説が残されており“子宝の湯“としても知られています。
温泉は鉄分が多く朱い色が特徴で、源泉は13あり、50度~70度のナトリウム塩化物泉。効能は神経痛、リュウマチ、外傷など湯冷めしにくく女性におすすめです!

車で約15分

【2日目】勝本朝市

人情とふれあいの朝市
【2日目】勝本朝市-1
干物や野菜など、地元でとれた特産品が勢ぞろい!売り子のおばちゃんとのトークも楽しみたいところ。

車で約5分

【2日目】聖母宮

1300年以上の歴史を持つ由緒ある神社
【2日目】聖母宮-1
三韓出兵の際に神功皇后がここで順風を待ったという説話があり、ご祭神としてお祀りしています。航海安全や勝負事について祈願する参拝者が多く、子宝や安産の神様としても信仰されています。敷地内には、豊臣秀吉の朝鮮出兵時に加藤清正が寄進したと伝わる門や石垣などが残っており、歴史ロマンを感じます。

車で約8分

【2日目】勝本城跡(城山公園)

豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に造られた城跡。
【2日目】勝本城跡(城山公園)-1
勝本港や対馬を望む絶景の丘に、1591年、豊臣秀吉が朝鮮出兵に際し勝本城を工期4ヶ月で完成させたと言われています。現在、城跡の一部が公園になっており、僅かに残った大手門の石垣が往時を偲ばせます。展望台からは勝本港や遠く対馬が見えます。公園の近隣には松尾芭蕉の高弟で壱岐で客死した河合曽良の墓もあります。

車で約20分

【2日目】少貳資時の墓(少弐公園 壱岐神社)

弘安のヒーローの墓
【2日目】少貳資時の墓(少弐公園 壱岐神社)-1

1281年(弘安4)弘安の役では、4万もの蒙古東路軍が対馬を襲い、次いで壱岐に攻め込んで来ました。北西部海岸(瀬戸浦)と勝本から上陸した元軍を迎え撃ったのが、当時の壱岐守護代、19歳の少弐資時でした。船匿城(ふなかくしじょう)で全滅したと伝えられています。
少弐公園の松林の中に資時の墓があり、展望台の近くには防人ののろし台や、弘安の役の碇石があります。
※少弐資時像は芦辺港フェリーターミナル前にあります。(芦辺町箱崎中山触2575-22)

車で約15分

【2日目】左京鼻

約1kmの断崖絶壁が続く、島随一の絶景スポット!
【2日目】左京鼻-1
東海岸に位置する八幡半島のほぼ先端にある「左京鼻」。壱岐を代表する景勝地のひとつで、およそ1km続く断崖絶壁の光景は圧巻です。海中から突き出る細い柱が連ねたような奇岩は「観音柱」と呼ばれ、伝承によれば島が流されてしまわないように造った8本の柱の1つと言われています。玄武岩が柱状節理状になっており、その上に雪化粧をしたように美しく見えますが、実は海鵜のフンによるもの。これも自然が作り出した造形美です。
江戸時代前期に旱魃(かんばつ)が続き、陰陽師の後藤左京らが、この場所で雨乞いを行うと大雨が振りだし、村人たちが救われたという伝記が残っています。

車で約5分

【2日目】はらほげ地蔵

満潮になると海に浸かるお地蔵さんの姿は印象的!
【2日目】はらほげ地蔵-1
“海女の里“として知られる八幡浦の海中に祀られている「はらほげ地蔵」。満潮になると胸まで海に浸かるお地蔵さん、その姿には哀愁が漂います。6体あるお地蔵さんは六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天)における苦しみや悩みから救ってくれると言われ、 地元では遭難した海女さんや鯨の供養のために祀られていると伝わります。ちなみに「はらほげ地蔵」の名前の由来は「お地蔵さんの腹が丸くえぐられているため!」とされています。

車で約20分

【2日目】松永安左エ門記念館

日本の電力王!松永安左エ門氏の功績を称える記念館
【2日目】松永安左エ門記念館-1
壱岐出身の”日本の電気王“”電力の鬼“と称された松永安左エ門氏。明治から昭和にかけて日本の電力の普及と振興に努めた彼の功績を伝えるために建てられた記念館です。施設入口には1909年(明治42)に設立した福岡市電の懐かしい車両が置かれていて、訪れた人の目を惹きます。生家跡に建てられた施設内には生前愛用した所持品、後藤新平氏や犬養毅首相からの書などが展示されています。また、民俗資料などを集めた「ふるさと資料館」が併設されています。

【2日目】お土産購入

旅の思い出に壱岐ならではの逸品を
【2日目】お土産購入-1
干物やお菓子、麦焼酎など、各観光施設やお土産店で取り扱っております。壱岐らしい特産品をお土産にどうぞ。

【2日目】郷ノ浦港

お気をつけてお帰りください
【2日目】郷ノ浦港-1
買い忘れたお土産も港のお土産店で購入できます。旅の思い出に浸りながら、博多港までの船旅を最後までお楽しみください。

GOAL

Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください

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