世界にひとつのオリジナル！工房如月（きさらぎ）でシーキャンドル作りを体験

人気の作品づくりが体験ができる「工房如月」

工房は壱岐の美しい海を望む風光明媚な場所にあり、心地よい海風を感じられます。シーキャンドルをはじめ、壱岐の貝殻や海藻などを使ったさまざまな作品づくりの体験ができます。
体験時間は60分程度なので、少し空いた時間に気軽に楽しめるのも魅力。室内での体験なので雨の日の観光にもおすすめです。作業自体に危ないものはないので、お子様にも楽しんでいただけます。

シーキャンドルとはグラスに砂や貝、色砂やシーグラスなどで装飾し、キャンドルの芯を入れてジェルで固めたもの。壱岐での数あるプランの中でも、1番人気の体験です。
壱岐の美しいビーチで拾った砂、貝殻、ステンドガラスなどを使って、自分だけの海を想像しながら作り上げていきます。材料や道具は工房にあるので手ぶらでＯＫ！ビーチを散歩しながら自分で拾った貝殻を持ち込むこともできます。より思い出深い作品になるでしょう。

今回教えてくださるのはインストラクターの豊島さん。とてもフレンドリーで、楽しく丁寧に教えてくれます。配置や色に困ったときは、持ち前のセンスで適切なアドバイスをしてくれます。さあ、シーキャンドル作りを始めましょう！

まずはグラスに海の砂を入れ、海をイメージしながら自分の好きな形や色の貝殻を選んでいきます。
作業に使う砂や貝、海藻はすべて壱岐のもの。壱岐のビーチにはビーンズ貝と呼ばれる小さな貝がたくさん集まります。形も色も２つとして同じものはなく、どれも可愛いものばかり。ピンクの貝やブルーの貝、不思議な模様のある貝や巻き貝…うにの子どもや、タカラガイ、桜色の貝など珍しい貝も。多彩な貝殻の中から、好みのものを選ぶのも楽しい時間です。3,4個選んだ大きめの貝を砂の上にピンセットでそっと置き、立体的に海底を作り上げていきます。あまり使い慣れないピンセットでの作業は緊張の連続！バランスよく配置できるよう丁寧に作業を進めます。

次に、ジェルを入れて下層の砂と貝殻を固めます。熱いジェルはインストラクターが担当してくれるので小さいお子様も安心。ジェルを半分の位置で斜めに固めて層を作ることで、神秘的な海の世界を作り上げていきます。そこにステンドグラスやシーグラス、またラメや色砂を入れるとより華やかな印象に。自分が思った場所に砂が入るように、スプーンに少しだけすくったラメをトントントンとジェルの上に落とします。ここが最も細かい作業で、慎重に取り組みます。最後にもう一度ジェルを流し入れ、冷ましてジェルが固まったら完成！気泡が美しい海を演出してくれます。

インストラクターの豊島さんによると、作品を見ればだいたい作る人の性格がでるので興味深いとのこと。一見おとなしそうに見える女性が、実は大胆だったり、情熱的だったり。また、女性は直感的に、男性は計画的にきっちり作る人が多いのも特徴だそう。ワイワイおしゃべりしながら楽しむ女性に対して、男性はやり始めると意外とはまって、黙って真剣に作る人も多いとか。
今回は華道をされている方が体験していたのですが、豊島さんはそれを「お花か何かされてますか？」と一発で見抜いていました。自分自身を優柔不断な性格と言いながら何度もやり直していた方には「貝殻に合わせて色を足してみたら？」とのアドバイス。色砂を入れてみるとイメージが固まったようで、最終的には一番早く仕上げていました。

最後のジェルが固まる間、お茶を入れてもらってほっと一息。ジェルの気泡が消えるまでには１年ほどかかるそうで、持って帰ってからも少しずつ変化を味わえます。ワイングラスを傾けながら、誕生日の夜に…など、いつ使おうか考えるのも楽しみの一つ。同じ材料を使って作っていますが、選んだ貝殻や配置、ステンドグラスの色などでそれぞれ全く違った作品が出来上がります。自分だけの壱岐の海、心のこもった素敵なお土産です。日常にありそうでない、一つのことに集中して作業をする約60分。贅沢な時間を味わってみてください。

壱岐の海をバックに出来上がった作品を並べると、自分で作ったシーキャンドルの美しさにうっとり、大満足の仕上がりです。
工房如月は海が見下ろせる、絶好のロケーション。キラキラ光る海を見ているだけで、時の経つのを忘れ、ずっとそこにいたくなるような場所です。体験が終わってからも、外のベンチでゆっくりとされる方も多いんだとか。観光や海水浴で疲れた時に、のんびりした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

当体験施設では、新型コロナウイルス対策を万全に行っております
・入室前の検温
・入室時のアルコール消毒液
・マスク着用必須
・窓の開放などの換気対策